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3-1(沖縄観光の準備に役立つ・・・沖縄のこと)

 普段お客さまと接していて、気づいたことや質問いただくことなどをまとめてみました。

​沖縄旅行の参考になさって下さい。

01/

雨具を忘れずに!

亜熱帯気候の沖縄は、もちろん雨が多い。スコールも多いですよ。

雨に弱い沖縄の観光地・・・突然の雨にも雨具があれば安心です。特に、電動車いすの方は、バッテリーが濡れないようにカッパの準備は必須です。   

​バナナはおやつに含みません。

02/

沖縄の冬はまあまあ寒い

真冬(12月~2月)でも

最低気温15℃

最高気温20℃ くらいの沖縄です。

数字だけをみると、とても温かく感じますが、小さな島を吹き抜ける北風は・・・とても寒く感じます。冬の観光は温かいコートやジャンパー等の服装もご用意ください。

​参考(気象庁ホームページ)

https://weather.time-j.net/Climate/Chart/naha

​​服装は、那覇市のサイト(下の方)を参考になさって下さい。よく、民間の旅行サイトなんかですと、夏はノースリーブでなんて書いてありますが、止めた方がいいですよ。あっという間に日焼けします。夏も長袖がお勧めです。

年間を通して、サングラスと帽子はあった方がよいでしょう。

https://www.naha-navi.or.jp/sitepage/welcome/

03/

梅雨は?

平年(平均)ですと

梅雨入りは、5月 9日

梅雨明けは、6月23日 です。

参考(気象庁ホームページ)

https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu01.html

04/

台風の接近?

観光にとっては、一番良い時期ですが・・・7月~10月は台風の影響を受けやすようです。

​観光予定日に台風が来ないように神に祈りましょう!

 参考(気象庁ホームページ)

https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/accession/okinawa.html

05/

スケジュールはゆるく!

本土の方が驚かれることのひとつ・・・渋滞です。縦に106km 横幅31km とても小さな島です。鉄道のない沖縄ですから、必然的に移動手段は車。朝夕のラッシュアワーは大渋滞が起こります。酷い時は10km進むのに1時間なんてことも。

​観光の目的も1つに絞って、時間があればもう少し。そんな感じでゆーるーく計画なさるのが沖縄観光のコツです。

06/

沖縄の行事は旧暦!

中国文化の影響を強く受ける沖縄の行事は旧暦で行われています。

観光するうえで最も影響を受けるのは、お盆です。旧暦の7月13日~15日が沖縄のお盆です。ご先祖様を大切にする沖縄の人々にとっては、重大な行事です。

仕事もお休みのところが多く、親戚が集まりご先祖様をお迎えし感謝を捧げ、そして送り出します。

​​旧盆は、最も大渋滞が予想される日となります。

また、大勢の方が車で移動なさるこの日は、介護タクシーの予約が取りにくい日となります。旧盆に旅行される場合は、飛行機・ホテル・車等、早めの予約が必要です。

​元旦も同様に予約の取りにくい日となっております。

07/

​スーツケースはホテルまで

送っちゃいましょう!

​沖縄の観光客は、年々増加傾向にあり、

年間1,000万人を超えようとしております。

那覇空港着の便も遅れて到着することが多く、空港も混雑しています。

車イスを押しながら、スーツケースを引張る・・・大変ですね。身軽に旅を楽しんでください。スーツケースなど大きな荷物は、ホテルまで宅配便で送ってしまうことをお勧めいたします。

08/

​障がい者手帳をお忘れなく!

​観光地の中には、入館料が無料になったり、割引になったりする施設が多くあります。ご本人だけでなく、介助の方も割引や無料入場が適用されるケースが多いので、是非カバンの中に手帳を入れておいてくださいね。

​お願い

神の島・祈りの島

 沖縄の人たちは、昔むかしから神を敬い・自然を愛し・先祖に感謝を捧げながら生きてきました。沖縄には、ご先祖様のための大きなお墓だけでなく、琉球の信仰の聖地である御嶽(うたき)や神を拝む拝所(うがんじょ)がたくさんあります。どうか、聖域には立ち入らないで下さい。また、祈っている方の邪魔をしないで下さい。

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 琉球新報 2019/11/10 記事抜粋

 

 『聖域に入らないで 〝神の島〟ルール違反の観光客に苦悩 インスタ目的で立ち入り絶えず 久高島 勝手にプライベートビーチに』

 沖縄県内の聖域として知られ、年間約6万人が訪れている南城市の久高島で、立ち入り禁止の御嶽や海に入る観光客が続出し、古来からの歴史や伝統を守り続けてきた島民らが頭を抱えている。インターネットや会員制交流サイト(SNS)には立ち入り禁止区域内で撮影した写真の投稿や、プライベートビーチがあると誤解を招くような投稿が散見される。島内ガイドをしている島民らは「島の特性や文化を正しく理解してから観光や投稿をしてほしい」と訴えている。
 

 久高島は島全体が聖域とされ、立ち入り禁止の御嶽や遊泳禁止の海がある。イザイホーなどの祭祀(さいし)場があるフボー御嶽は、入り口に「最高の聖域です。何人たりとも出入りを禁じます」と記載した看板が設置されている。しかし出入りする観光客らは後を絶たず、久高島青年団団長の西銘幸太さん(36)は「御嶽の中から出てくる人を何人も注意している。島の人たちがどれだけ大事にしているか十分理解していない」と憤る。

 立ち入り禁止区域への侵入は、フボー御嶽だけではない。島内で海水浴を楽しめるのは港近くのメーギ浜だけだが、写真共有アプリのインスタグラムには、メーギ浜以外で海水浴をする写真が多く投稿されている。ある一定条件を満たせば浜に入れるというような虚偽のルールが書かれている投稿もある。「プライベートビーチ」というコメントも多く、久高区長の西銘忠さん(60)は「そんなのはない。それなのに投稿を見て来る人が後を絶たない」と頭を悩ませる。ウディ浜は数年前に立ち入り禁止の看板と網が張られたが、現在も多くの観光客が訪れている。

 問題はインスタグラムだけではない。インターネットやフェイスブック上では、聖地の力にあやかろうとするツアーがいくつも組まれている。西銘幸太さんは「案内人に島の人が入っていないことがほとんどだ。間違った島の歴史や情報が話されているかも知れず、とても心配だ」と不安を語った。

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